日々是好日、其ノ記録

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世帯年収250万、300万の暮らしがいかなるものか具体的に書いてみた。

おはようございます。ハギメシです。

最近、「年収300万円でもリッチで仲がいいのか?」という記事、「年収300万で生活できるのか」とか、そういうテーマでブログを書いている方、質問している方などが見られる。年収300万でも使い道や管理方法によっては幸せに感じるのかもしれない。

なぜそういう記事に目がいくのかといえば、自分自身が実際に年収130万から、、、という経験があるので、どうしてもそういう記事に目がいってしまうのである。

 

結論から先に述べると、私の場合、年収250万(独身)の時は、幸せを微塵も感じなかったし、年収300万になると生活はできるけれどもやはり幸せ〜!とは感じなかった。

ちなみにこれは額面上の給与であって、手取りはもっと下がる。

家族で300万ちょっとの年収ではやりくりが上手なのは当たり前であり、そこで幸せと感じるのかはいささか疑問。

 

年収250万で生活するってどういうことなのか具体的にどんな感じか、イメージつかない人も多いかもしれない。ちなみに実家暮らしではなく自分で家を借りて、という前提で。住んでいたところは中途半端な田舎(車で15分で大型スーパー、量販店に行けるような立地)である。手取りは16万くらいだった気がする。

  • 友人の結婚式に一つ返事で行けない(できれば半年くらい前から言って欲しいもの)
  • 土日祝は家の近所を散歩。人との交流はゼロ。
  • 「今日、◯◯(電車で1時間行けば都会の場所)に来てるんだけど、出てこれない?」→もちろん出てこれない。電車賃だけで往復2千円くらいする+お茶代かかる。

友達の結婚式に行けないっていうのは一度ありました。(お車代出すから!と言ってくれたにもかかわらず・・・)後、せっかくの休日、残業もなく時間はあるけどお金がないので行動範囲が狭まるっていうのもありましたね。

 

年収300万ちょっとになると、当たり前ですが250万の時のストレスは減りました。

会社用の服はストレスなくユニクロで買えるようになったし(年収250万でも買えますが、今月はこれとこれ、と決めておかなくてはなりません)、少し変わった調味料を買える余裕(基本自炊なので)が出て来ました。綿密に事前計画していたら格安の海外旅行にもいけたりしました。

まあ、贅沢はできないけれど普通に暮らせる感じです。でも独身で、ということが前提でしたので、家族で、となると・・・かなりストレスが出てくるのではないのでしょうか。

 

今、私は家族がいて、私一人での単体の収入も増えたこともあり上記のようなストレスはありません。当時はやりたい仕事があったから我慢していたことも多々ありますが、おしゃれしたりランチしたり女子っぽいことはできないし、ちょっとした贅沢(普段食べないようなものを食べたり、旅行に行ったり)もしていなかったなと。

 

20代お金のない経験をしたので、貧乏対してトラウマがある。

もう貧乏嫌だっていう。だからと言って毎日贅沢な暮らしがしたいというのはない。たまにできる贅沢が好きだし、いちいち細かいことを考えるのが嫌だなと。例えば隣のスーパーの方が卵20円安いから自転車を走らせる、そういうことができる性分ではないのだ。

 

年収250万や300万ができないわけじゃない。でも自分がそこに対して納得している生活があるのか、苦しいと感じないのか、それだけの違いなのかなと思う。

これはあくまでも私が経験した一例なのであくまでも参考まで。