結婚、結婚観についての考察
惚気になりそうですが旦那さんと結婚して本当に良かったと思っている。
私は30代前半で結婚。
20代の頃は、音楽や芸術、文化が好きで「趣味が合う人」と結婚したいとばかり思っていた。今この年齢になって言えることだけど、「趣味があっても結婚が継続できるかといえばちょっと疑問。」
趣味にもよると思うのですが、基本音楽や芸術、また個人の「これが好き!」に没頭している人って、まず自我が強くなかなか自分を譲れない。私もどちらかといえばそういう人間だったのかなと思う。(今もそういうところは残している気もする)
なので?だからか?20代の頃はおつきあいしている人とも衝突することが多かったのだけれど、旦那さんと結婚して約2年(おつきあい入れて3年)喧嘩という喧嘩は起こっていない。
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なんで喧嘩が起こらなくなったのか。今の旦那さんでいうと趣味が一緒だなんてことはない。趣味が合う=気が合うとは違うのか?
振り返ってみると旦那さんとは、
食べるものの嗜好、お金の使い方(経済感覚)、生活感が似ているというところは全く一緒である。あと細かいことは言わないなど、生活をしていて本当にリラックスできる。
要は生活感が合うことが大事なのかなと思う。
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20代の時の経験は無駄ではなかったなと。それは友だちと話をしていても、そうだよね、という話になる。
どんなにかっこいい生き方をしていても他人のためにお金が使えなかったり、趣味は合うけど定職についていなかったり、しっかり仕事をしていても1円単位で割り勘してきたり…これは男であっても女であってもうまくお付き合いできないね、と苦笑いすることがしばしばある。
先日の鮨屋であったご夫婦みたいに、美味しいものを食べて「美味しい!」といえて「わはは」と笑って帰宅できるような関係性の方が、夫婦として長く寄り添って生きていくことができるのではないかと思ったし、またそういう夫婦でありたいと思ったのです。