【読了】一汁一菜でよいという提案
先日からレビューしたいと思っていたものの、できなかった本。
一汁一菜でよいという提案。
この本、好き。大事にして何度も読みたい本です。
土井さんの食に対する美学が詰め込まれています。
特に印象に残っているのは、
どんなに下手でも料理を通じて、家族、子どもは愛情を受け取っているということ。
手の込んだ料理でなくても、毎日料理を作ることが、家族や子供に愛情が伝わるプロセスであるということが書かれていました。
毎日の味や、形態(見た目の美しさ、歪さ)などで、作り手のコンディションを無意識ながら察しているのです、という文を読んであーなるほど、と。
うちのばーちゃんもお母さんも、どんなに忙しくても、簡単なご飯でも毎日3食作ってくれていたなぁと。それが家族の健康を何十年も支えていたんだと思います。
だから私も、なるだけご飯を作るようにしたい。(あ、もちろん手抜きも含めてです)
私は一汁一菜でやっていける自信があるのですが、旦那さんは肉食べたい盛り、いろいろ食べたい盛りなので、難しいものです(汗)
日本には四季折々の食材、その時期にしか食べれない食材も多くあるので、できるだけ食卓を通して季節を感じたいものです。