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人間ドックのススメ

5月は色々あった月でした。子どもが無事生誕100日を迎えお食い初めをしたりと、和やかなこともありました。

 

一方で、前回のブログ更新の翌日、父が急に下血し大腸ガンが発覚した月でもありました。

「一寸先は闇」と言いますが普通に穏やかな日々が、ある日突然状況が変わるというのを体感。

結果からお伝えすると、現在のところ命に別条はありません。ただ今後癌を予防していくにあたって、家族みんなが精神的なストレス、不安を抱えることになります。再発や転移予防ですね、そういうことを考えて日々を過ごしていかなければなりません。

 

1.健康第一でも癌に。

父はとにかく健康第一主義の人でした。基本的に外食はしない、朝はフルーツ、食パン、牛乳(ジョッキ2杯)、昼もフルーツ、夜は実家で母の作った野菜中心の食事+豆腐一丁(ただ、20時から21時に食事をすることが多く、朝昼が控えめなだけに夜2人前+フルーツ、間食などをしていました。

趣味はマラソン。週末土日は5キロから10キロ程度ジョギングをして、マラソン大会に出るのを目標にしているような人です。

それが、66歳で癌が発覚。このご時世、まだ若いと言われる年齢。家族、親族とも信じられない(多分、健康第一と言っていた父自身が一番信じられなかったと思います)状況に。

 振り返って、父の健康法に落ち度があるとすれば、夜かなりの量の食事をしていたこと、食べていたものは問題なかったとしても食べるバランスが悪かったということでしょうか。。。今更あれこれ振り返っても仕方ないと思います。

 

2.血液検査も問題なかった。大腸ガンに言われる便秘や下痢も見られなかった。

父は痔もちでしたので、下血した時まずは肛門科に行きました。

ただ、肛門科で内視鏡をして見ても腸が出血していて中身が確認できないので次に出血した場合は救急車を呼んでくださいと。

血液検査の結果、貧血症状は見られないし、白血球の数値も変わらない。癌だった場合、その数値が変わるのですが、、、と言われたそう。

その日は土曜だったので、月曜改めて大きな総合病院で受診すると言って帰宅の途につこうとしていましたが、「帰りに総合病院の救急外来に行った方が良い」と私のススメで総合病院に立ち寄ることに。

そして再度血液検査。血液検査の数値(貧血、白血球)の数値が変わらないので、腸のただれではないか、と先生も言っていましたが。。。内視鏡の結果、大腸がんであることがわかりました。

 

3.祖母も大腸ガンだった。

父の母が大腸ガンで亡くなっていますが、発症したのが70代の後半で、若い頃から便秘気味だった、検診で潜血反応があったなど父と状況が少し違っています。私も遺伝かと思い心配になりましたが、現在は大腸ガンになる人も多いため遺伝かどうかはわかっていません。ただし、私も父の子ですので今後気をつけなくてはなりません。

 

普段から健康に気をつけていても、まさか!と思うことが起きました。

今回父の場合地方自治体の血液検査などを受けていても、血液の数値が普段と変わらないので癌であることはわからなかったと思います。

 

これまで家族も何度か人間ドックを進めていましたが、「人間ドックは高い」ということで一度も受けたことはありませんでした。また、これまでの体力、健康に過信していたこともあったと思います。

 

ただ、癌になってからでは人間ドッグ以上に治療にお金がかかったり、本人含め家族が不安になったりとその状況が続きます。

会社で人間ドッグを受ける権利があるのであれば面倒くさがらずに受診されてください。定年退職された方は地方自治体の健康診断+人間ドックを受けられて見てください。もちろんタイミングなどもあるので100パーセント防ぐことはできませんが、リスクを小さくすることはできると思います。

 

父が大病を患い、たまたま私が育児休暇中だったこと。

色々考えさせられます。ただ、「普通の日常が送れることがとっても幸せ」ということです。今回は真面目な内容になりましたが、今ある子どもとの貴重な時間、日々をまたぼちぼち綴りたいと思います。