【読了】学力の経済学(中室牧子)
旦那さんがブックオフで買ってきていたので、飛ばし読みしながら読了。
教育論だけでは無く経済学にまで及んでるのは面白かったかなと思います。
これから子どもを持つ身として、一読していてよかったかなと。
科学的根拠に基づきながら子どもの学力について説明しているので、「意外だな」と思うことと、「やっぱりね」と思うことが述べられていてまた子どもがうまれたら読み直ししたい本でした。
ちなみに、下記自分用のメモ。
・むやみやたらに褒めて育てると実力の伴わないナルシストを育て兼ねない。
・先々のテストで良い成績を取ればご褒美よりも、この本(参考書)を読み終わればご褒美などインプットの方にご褒美をあげる方がテストの成績が良い
・できたことを褒めるより、努力したプロセスを褒める方が効果的
・自分の能力は生まれつきのものでは無く、努力によって後天的に伸ばすことができると信じる子どもは、「やり抜く力」が強いことがわかっている。
・学力は親の資源(経済力なども含め)、遺伝なども影響する
・しつけを受けた子どもの方が受けなかった子供に比べると年収が高い等
なるほどね〜、と思う箇所も多々。
私は子どもに多くは望まないけれど、「やり抜く力」は身につけてほしいなと思っています。
仕事もしながら育児もしながらは大変だろうけど…。
旦那さんもこの本を読んでいたので、読んだ後話し合ったのですが、
子どもは「大事に、程よく適当に育てよう」という話になりました。
あまりガチガチに縛りつける育て方じゃなくて、見守りつつ本人が興味を持ったことを頑張ってもらえたらいいんじゃないかなと。