賛否両論マタニティマークについて
賛否両論、色々言われているマタニティマーク。
私も当事者になるまではさほど気にもとめなかったけれども、妊娠6ヶ月を過ぎて来た頃くらいから腹が張り始め、これまでなんともなかった通勤さえしんどい、そして疲れたと感じるようになった。色んな事情で勤務しないといけないひともいる(まあ、自分がそうなんですが)
同じ頃、腹も張れば腹もふくれる。でもこの時期は厚着もするわけで表見ではなかなか妊婦のソレとはわからないだろう。
「厚かましい」とか「(妊娠していることが)自慢しているように思う(幸せアピール)」とか色々言われているけど、世の中にそうおもう人が何人いることか。もちろん不妊でなかなか妊娠出来ない人からみたらそう思ってしまうこともあるかもしれない。でも、もうちょっと世の中寛容に、寛大になりましょうよ、と言いたい。
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妊婦が目の前にいることに気付いておきながら優先座席に部下と上司らしき奴が明日の商談している人もいる。ゲームしている人もいる。
優先座席に座っている上司と部下の前の普通席に座っている50代の方が
「よかったら、席どうぞ」と声をかけてくれた。でも譲ってくれたのが、50代の方。私が座るものなんだかなぁ、、、と思うところがあって、お気持ちだけで、とやんわりとお断りした。
それでも、おっさん二人は優先座席に座り続ける。
もうなんだかよくわからないけど、こちらが恥ずかしい気持ちになってしまった。
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妊娠6ヶ月以降、席を譲ってくれた方は3人。
一人目は外国の方。(レディーファースト的な感じなのだろうか)
二人目の方は上記、齢50代の方。
そして三人目は本日、ローファーの靴を履いた清楚なOLさん。
今日声をかけてくれたOLの方は普通席を私に「座ってください」と声をかけてくれたのである。優先座席ではないものの、座ってからもなぜか携帯操作をしてはいけない、しては申し訳ない気持ちにかられてOLさんが下車するまで目を瞑って座らせてもらっていた。
これからどんどんお腹は大きくなる。自分が当事者になって初めて味わった感覚もある。もし、自分が無事出産を迎えたら、周囲に目を配ってマタニティマークをつけている方に席を譲ってあげたい。でも、まあ、別に妊娠してなくてもマタニティマークつけている人いたら譲ってるけどね。
皆さん、もう少し寛大なこころを。